- 児手柏
- このてがしわ【児手柏・側柏】ヒノキ科の常緑針葉小高木。 中国原産。 渡来は古く, 庭園などに栽植する。 枝は平らに分枝しててのひらを立てたように並び, 裏表の区別がない鱗片葉を互生。 先のとがった鱗片数対から成る球果をつける。 漢方で葉と仁を薬に用いる。~のふた面(オモテ)〔コノテガシワの葉が表裏定めがたいことから〕物事に両面あって, いずれとも定めがたいこと。
「~, 儘ならぬこそ恨みなれ/浄瑠璃・廿四孝」
Japanese explanatory dictionaries. 2013.